ライブロックは珊瑚礁を形成する浅海において主に死サンゴの骨格が風化し
表層に様々な生物群集が繁殖した状態のものを指す。
良いライブロックは様々な生物繁殖の他に好気バクテリアの繁殖と
ライブロック表面下に嫌気バクテリアが繁殖して水質の浄化に貢献する。
ライブロックには様々な微生物や生物とサンゴの幼体、
バクテリアなど貴重な生物種が付着するため、ライブロックで水槽システムが
左右されると言っても過言ではない。
■良いライブロックの見分け方■
1. | 海水から出しても磯臭くない |
2. | 表面に色々な生物が生えている |
3. | 表面に細かい毛みたいなのが付いている |
4. | 表面に0.5mmくらいの微生物が見つけられる |
5. | べっとりしたコケが付いていない |
ベルリン式やナチュラルシステムでのリーフアクアリウム飼育に必須。
現在ではライブロックの乱獲により環境へ悪影響が懸念され、
ライブロック採集には県知事の許可が必要とされる場合がある。
そのため人工ライブロックも市場に出回っているが
付着している生物群は少ないために絶大な効果は期待できない。
ライブロックを水槽内に入れる時には生物群が死滅・腐敗している
可能性があるためキュアリングを行う必要がある。
海水飼育でおすすめなのはマメカルシウムサンド
専門知識なく敷くだけでpHやKHを安定させ
水質の浄化に貢献できます。
(嫌気層が正常に立ちあがってからの効果となります)
マメバクテリアと併用するとさらに効果が上がります。
【 関連情報 】
マメバクテリア |
マメカルシウムサンド |
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